【世田谷区立 産後ケアセンター利用レポ】 産後ママを支える最高の施設はココ!

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こんにちは、さくちゃんです。

第一子出産後2020年1月に初めて
世田谷区 産後ケアセンター を利用してきました。

台湾や韓国では、産後の女性は
約1ヶ月徹底的に静養する週間があるそうです。

元卓球選手の福原愛さんのブログで昔見て
日本にこんな施設が無いかな〜〜

と調べていたら
当時住んでいた世田谷区には
区立の産後ケアセンターがあることが判明..!!

私が利用したのは以下の3回

デイケア宿泊
生後1週間2泊3日
生後2ヶ月1泊2日
生後3ヶ月1回

初めに結論を言うと

ほんとの本当…!に最っっ高でした。

産後すぐも大変だけど、2ヶ月、3ヶ月でも(そして今でも..)
それぞれの時期で違う辛さがありますよね。

Point
  • 助産師さんにいろいろ相談したい
  • 子どもを預けてゆっくり休みたい
  • 気持ちの浮き沈みがある
  • 授乳や抱っこ紐の使い方を教えてもらいたい
  • 他のママと交流したい

といった方におすすめです。

私が利用したのはコロナが流行り出したタイミングになるので
今では少し内容が違う可能性があります。

詳しくはセンターにお問い合わせください。

お部屋食事の内容など参考になればと思いますので
紹介していきます!

目次

産後ケアを利用できる施設は2つ

世田谷区で産後ケアをしている施設は2箇所あり

予約時に下記のどちらか1施設を選択します。

  • 産後ケアセンター(宿泊・日帰り)
  • ママズルーム(日帰り)

今回は「産後ケアセンター」の体験談を中心に
紹介していきますね。

世田谷区立 産後ケアセンター について

世田谷区立産後ケアセンターは
お産のプロの助産師さんが24時間常在。

産後のママと赤ちゃんの新しい生活を
サポートしてくれる施設。

利用できるのはこんな人

  • 母子ともに世田谷区民
  • 心身の健康 ・ 育児に対する不安や疲れがある
  • 家族などから援助が受けられない
  • 先天性代謝異常などの検査を終えている

そして利用できる月齢は
生後4日目〜4ヶ月未満のあいだ。

産院で授乳や沐浴のやり方を教えてもらっていたけど
退院していきなり

ハイ、1人でやってください〜

って
身体もボロボロの新米の母には酷ですよね..

さく

産後はなぜか「頑張らなきゃ!!」って気持ちが強くなっちゃうんだよね。

マルコ

しんどい…と思う前に申し込まなきゃだねー!

利用できる日数と気になる料金!

さて、利用できる日数と利用料金を紹介していきます。

利用可能な日数

宿泊・日帰り合わせて7日間

1泊2日の場合は2日間とカウントされます。

私が利用したときは
産院から直行で6泊7日しているママが多かったです。

利用料金

食事 ※1料金(課税世帯)料金(非課税世帯)利用期間
ショートステイ
(宿泊)
1日3食
(初日 2食)
1泊2日 9,000円
その後は+4,500円/日
多胎児2人目以降1日+500円
1泊2日 3,000円
その後は+1,500円/日
多胎児2人目以降1日+250円
7日間まで
デイケア
(日帰り)
※2
1回 3,000円
多胎児2人目以降+250円
1回 1,000円
多胎児2人目以降+120円
7日間まで ※3

※1 食事キャンセルの場合も料金は同時
※2 産後ケアセンターは昼・夕2食、ママズルームは昼1食
※3 産後ケアセンターは1週間に2日まで

上の子と一緒に利用する場合

  • 1泊2日+3,400円/日帰り1回+1,000円
  • 予防接種後48時間以内は利用NG

私が滞在中も上の子と一緒に利用している方がいました。

..が!

利用中は基本的に外に出て遊べないので
2.3歳位の兄弟を連れたママは大変そうな印象でした。

さく

わたしも今回の出産でパワフル系2歳児の存在が心配です…笑

料金の支払い方法

利用料金は利用当日
現金 or せたがや子育て利用券で支払うことができます。

せたがや子育て利用券 とは

ネウボラ面接(妊娠期面接・産後面接)を受けた方に配布される
10,000円のチケット。
ベビーシッターや鍼灸など子育てに関することに使用できます。


私は転居の予定があったので
産後ケアセンターの支払いで全額使い
とてもお安く利用ができました。

利用・登録方法と注意点

利用までのスケジュール

STEP
登録申請
いつから申し込みできる?

妊娠8ヶ月(28週)以降

申請場所は?

地域の子ども家庭センター

STEP
申し込み(利用は〜生後4ヶ月未満)
いつまでに申し込みできる?

利用希望日の2週間前〜前日(午前10時まで)

申し込み方法は?

子ども家庭センター窓口 or 電話申し込み

STEP
利用決定

定員を超える申し込みがあった場合は抽選
電話 or FAXで連絡

STEP
健康確認

利用前日に健康チェックの電話

このような流れです。

私も何度か予約しましたが
大体抽選になって、落選することも多々ありました。

産後間もないママと赤ちゃんの方が優先になるらしく
3-4ヶ月くらいになると長期の宿泊は取りづらく

「1泊に短縮できれば予約取れますよ〜」

と提案されることもありました。

先着順ではないので、天に運を任せる…という感じで
夫の出張に合わせて予約していました。

地域の子ども家庭センター 一覧

申込先は下記の
お住まいの地域の子ども支援センターになります。

・せたがや
世田谷区役所 第3庁舎内
東京都世田谷区世田谷4丁目22-33
TEL:03-5432-2489 

・きたざわ
北沢総合支所 北沢タウンホール内
東京都世田谷区北沢2丁目8-18
TEL:03-6804-7525 

・きぬた
砧総合支所内
東京都世田谷区成城6丁目2-1
TEL:03-3482-5271 

・たまがわ
玉川総合支所内
東京都世田谷区等々力3-4-1
TEL:03-3702-1189 

・からすやま
烏山総合支所内
東京都世田谷区南烏山6丁目22-14
TEL:03-3326-6155 

産後ケアセンター(宿泊)を利用してきた!

さて、説明が長くなりましたが
2020年1月に初めて産後ケアセンターを利用してきました。

予約が通ると
以下の様な確認書が送られてきます。

利用確認の書類

こちらを持って当日は10時までに産後ケアセンターに向かいます。

産後ケアセンターのアクセス方法

・住所
世田谷区桜新町2-29-6

・電話
03-5426-2900

・アクセス
田園都市線 桜新町駅から徒歩7分
東急バス「桜新町2丁目」下車 徒歩3分
※都01 都立大学駅北口〜成城学園前駅南口

退所日は19時位になるので
車やタクシーで来る方が多かったです。

持ち物・持っていったら便利だったもの

備え付けのもの

  • ミルク用品(粉ミルク・哺乳瓶など)
  • オムツ、おしり拭き
  • ベビーソープ
  • 授乳クッション、円座
  • 母乳パッド
  • お茶と湯呑み
  • シャンプーリンス
  • ボディソープ
  • タオル類

持ち物

  • 母子手帳
  • 保険証(母と子)
  • スリッパ
  • 下着
  • 洗面用品、化粧品
  • 生理用品
  • ベビー服やガーゼ
  • ベビークリーム


コインランドリーもあります。

基本的な身の回りのものがあれば持ってくるものは
ありません。

部屋着も数百円でレンタル可能。

ですが!!!

テレビ、WIFIなど娯楽は何もなし。

2020年1月時点は
食堂で他のママとおしゃべりしたり出来たのですが
以降は(現在も)基本的に個室でゆっくり休むような過ごし方です。

赤ちゃんも寝ていることが多いので、正直です。

寝ている子供
ゴロゴロ

持っていってよかったもの

  • おやつ(母用)
  • 暇つぶしグッズ
  • おくるみ
  • 乾燥対策グッズ

食事にはおやつが付きますが
完母だったのでお腹が異常に減る..
外出ができないので、おやつは持っていって損無し!

また、普段使っているおくるみを持っていくと
お雛まきのやり方を教えてもらえます。
上手にできると赤ちゃんと安眠できるのでオススメです。

部屋にもよると思いますが冬は結構乾燥していたので、
加湿グッズがあると快適だなと思いました。

産後ケアセンター 1日の過ごし方

産後ケアセンター 1日の流れ

1日の流れはこんな感じ。

個別ケアや、手遊びなど
希望制なので特に何も無い場合は
授乳時間以外はゆっくり休むことができます。

マッサージの予約
鍼灸治療の詳細

有料でボディケアやメンテナンスも受けることができます!

私はだいたい
午前中は抱っこ紐教室や沐浴講習
午後は手遊び教室か足湯

あとは
ゴロゴロ
赤ちゃんを預かってもらって寝る…(といっても3時間おきに授乳)

そんな1日を過ごしていました。

嬉しかったのは、赤ちゃんを預けてゆっくりシャワー!!スキンケア!!

さく

赤ちゃんのいる生活はお風呂やご飯、トイレすらゆっくりできないからね…

マルコ

えーーー!そりゃ大変だあ…

希望すればいつでも赤ちゃんは預かってもらえますが
基本は母子同室

夜間は預けておいて
授乳時のみ内線で起こしてもらうという事もできました。

わたしは滞在中1度、乳腺炎なりかけ
たまたまいた母乳ケアのできる助産師さんに助けてもらい
命拾いをしました…(いつもいる訳では無いそうです)

母乳過多や乳腺炎でお悩みの方はこちらの記事を参考にしてみてください↓↓

個室は2種類

宿泊、デイケアともに何度か予約をしたので
和室、洋室のどちらも利用することができました。

※希望制ではありません

産後ケアセンター 洋室
洋室(角部屋でした)
産後ケアセンター 和室
こちらは和室

どちらも広くてキレイです。

また、兄弟利用や多胎児の方は
もう少し広いお部屋を案内されていました。

産院より設備が良くて感動しました。

洗面台、ソファやシャワーは和洋室ともに共通です。

冷蔵庫やポットも付いています。

部屋以外の設備は?

基本的に個室か助産師室に併設された授乳室を
往復する日々です。

授乳室にはミルクのママ用に哺乳瓶とミルクや
搾乳機、授乳クッションなど必要なものは一通り。

赤ちゃんを預かってもらう場合は授乳室へ
コットに乗せて連れていって迎えに行くような感じです。

沐浴練習もこちらでやります。

バウンサーに乗る子供
電動バウンサー初体験でゆらゆらする息子

赤ちゃんたちは滞在中は肌着で
お名前シールが貼られています。

助産師さんが使っていた
胎内音の鳴るプーさんとおしゃぶりが良かったので即ポチ。

その後、プーさんは電池が切れると不安になるレベルで
毎日過剰労働という活躍ぶりでした。

さく

プーさんは息子は2歳になるまで毎日使っていました!

プーさんや産後に便利だったベビー用品については

こちらの記事に詳しく書いてあります。

産後ケアセンター 廊下

左右にあるのが利用者のママたちの個室。

清潔感があってシンプルな作りです。

産後ケアセンター 共有スペース

共有スペースでは毎日午後に手遊び教室が開かれます。

生後2.3ヶ月の時に教えてもらった
「おふねをこいで」
「ぞうきんのうた」
は息子にヒットしたらしく
グズグズの時はよくやっていました。

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